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色のコードを読む【誠品選書】

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色のコードを読む なぜ「怒り」は赤で「憂鬱」はブルーなのか 著者|ポール・シンプソン(著/文)中山ゆかり(翻訳) 出版社|フィルムアート社 ISBN|9784845921171 色に対するイメージや意味づけは、歴史・文化の流れの中で変容と定着を繰り返してきた。 時代が違えば解釈が逆だったりすることもある。 色にまつわるありとあらゆるエピソードが詰まった本書は、色に対する 貴方の観念を塗り替えるだろう。 ・誠品選書2023年2月 【概要】 かつてピンクは男の子の色だった? 青と黒? 白と金? ネット上で大論争を呼んだ「あのドレス」のように あなたの見ていた「色」が一変する! 目からウロコのサイドストーリーが満載の、 たのしい色の文化誌。 私たちは日々、色に囲まれて過ごしています。その日に履く靴、運転する車、壁に飾った好きな絵にいたるまで、あらゆるものには「色」があり、その根底には「意味」があります。 色は「見るもの」というだけではなく、「考えるもの」でもあるのです。 また、「色」を考えることは、私たち「人間」について考えることでもあります。なぜ虹が7色なのか、なぜ白いドレスをまとうのか、なぜ革命は赤なのか、なぜプリンスは紫を愛したのか……。色は、個人のパーソナリティはもちろん、政治にも影響を与え、歴史を動かしていると言えるでしょう。 本書は、そんな発見に満ちた「色」に関わるさまざまなことを、感情、芸術、歴史、宗教、科学、医学、政治、ポップカルチャー等々、多様な側面からひもときながら、その背景にある秘密を解き明かしていきます。 私たちの身のまわりにあるさまざまなものがなぜこの色をしているのか、明日の重要なミーティングには何色の服を着ていけばいいのか、今描いている絵の人物の髪の色は何色が最適なのか。この本には、そうした私たちの日々の疑問や迷いを解決するヒントが、たくさん詰まっています。 明日誰かに話したくなるトリビアと、誰かに何かを伝えたいときにきっと役立つ知識が満載の、読んで楽しく見ても楽しい一冊! ☆ かつてピンクは男の子の色だった? ☆ 緑を「嫉妬」の代名詞にしたのはシェイクスピアだった? ☆ 英国紳士は茶色の靴を敬遠する? ☆ 画家のモネは新鮮な空気を描くのに必ずスミレ色を使った? ☆ 詩人ホメロスが見ていた海は「青」ではなかった? ☆ 「雲のダンサー」「象の息」という色名からどんな色を想像する? ……などなど、気になる雑学が目白押し! 色は、私たちの脳と宇宙が出会う場所だ。 ──パウル・クレー 色は魂に直接影響を与える。 色は鍵盤、目はハンマー、魂は多くの弦をもつピアノである。 ──ワシリー・カンディンスキー 【目次】 イントロダクション 赤を見る――激怒する 黄熱病、または黄色の熱狂 青の中へ――どこへともなく消える オレンジの家――あるいは由緒正しきオラニエ家 パープル・レイン――あるいは紫の信仰 緑色の海 ピンクは男の子の色 街中で茶色の靴ははかないで 黒い“あれ” グレーの領域 存在の白さ 謝辞 写真クレジット 【著者】 ポール・シンプソン (ポール・シンプソン) (著/文) 文化に関する記事を執筆するジャーナリスト、編集者。サッカー月刊誌『FourFourTwo』を創刊し、『Design Council』誌の編集や、『Financial Times』、『Campaign』、『Wanderlust』などの雑誌に執筆している。著書に、エルヴィス・プレスリーについての書籍『The Rough Guide to Elvis』などがある。色のコードの魅力に取り憑かれたのは、黄色のスーツを購入したところ、それを着てオフィスに行くのはダメだと言われたことがきっかけ。 中山ゆかり (ナカヤマユカリ) (翻訳) 翻訳家。慶應義塾大学法学部卒業。英国イースト・アングリア大学にて、美術・建築史学科大学院ディプロマを取得。訳書に、フック『印象派はこうして世界を征服した』、ソールズベリー/スジョ『偽りの来歴』、ネアン『美術品はなぜ盗まれるのか』(以上、白水社)、ハジュー『有害コミック撲滅!』(共訳、岩波書店)、バトラー『ロダン 天才のかたち』(共訳、白水社)、フック『サザビーズで朝食を』『ならず者たちのギャラリー』、エヴァニア『ジャック・カービー アメコミの“キング”と呼ばれた男』、クリーグ『目の見えない私がヘレン・ケラーにつづる怒りと愛をこめた一方的な手紙』(以上、フィルムアート社)など。 【製品情報】 ISBN|9784845921171 出版社|フィルムアート社 発売日|2022年12月24日 サイズ(cm)|A5変型判 装丁|並製 ページ数|376 重さ(g)| 言語|日本語 ※店頭受け取り、オンライン売り切れ商品等のお問い合わせはお電話にて承ります。<03-6225-2871> 【誠品選書】 台湾の誠品書店では、毎月「誠品選書」を選出しています。 1990年11月のスタート当時から、選書の基準を「すでに重版されたもの、版権のないもの、一時的に流行しただけのもの、通俗的な本は選ばない。学術的、専門的なもの、一般向けのものなどを問わず、難しいものである必要はないが、創作と出版に対する誠意があるものならジャンルを問わず推薦書籍とする」としました。 2019年、東京の日本橋にオープンした当店でも、「誠品選書」を通して読者に誠品の観点を伝えていきたいと考えています。日本の多種多様な出版物の中から、その月の代表的で、話題性、独創性があり、編集が優れている書籍をセレクトし、プレゼンテーションと投票によって、毎月8点の誠品選書を選出しています。

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