
ことばの教育 日本語を読み、書き、考える
著者|紅野謙介(著/文)
出版社|青土社
ISBN|9784791775361
学習指導要領が改訂され、国語が文学・論理・表現・古典の4つに分かれる。
文学の中に論理が包摂されると説く著者は、文学と論理の分断、実用的文章を読むことに重きを置く国語教育に疑問を呈す。
・誠品選書2023年5月
【概要】
国語からみた「ことば」の現在地
教育改革は暴走する。「教科日本語」の出現、新学習指導要領や共通テストの導入、「論理国語」と「文学国語」という分断、学校現場の疲弊……現場に立つ文学者が描く教育における「ことば」の危機。「ことば」に関心を寄せるすべてのひとへ。
【製品情報】
ISBN|9784791775361
出版社|青土社
発売日|2023年2月25日
サイズ(cm)|四六判
ページ数|336
言語|日本語
※店頭受け取り、オンライン売り切れ商品等のお問い合わせはお電話にて承ります。<03-6225-2871>
【誠品選書】
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1990年11月のスタート当時から、選書の基準を「すでに重版されたもの、版権のないもの、一時的に流行しただけのもの、通俗的な本は選ばない。学術的、専門的なもの、一般向けのものなどを問わず、難しいものである必要はないが、創作と出版に対する誠意があるものならジャンルを問わず推薦書籍とする」としました。
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