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書名|エクス・リブリス
著者|ミチコ・カクタニ、橘 明美
出版社|集英社
ISBN|9784087735215
長年ニューヨーク・タイムズで書評を担当してきた文芸評論家による、本の紹介本。
アメリカ社会でマイノリティだった著者は自分が何者でどこに属しているのかを解き明かそうとするような本に惹かれると語る。
分断の時代にこそ読むべき本に満ちている。
誠品選書11月
【概要】
世界が政治的・社会的に分裂していても、本は、文化・宗教・国境・時代を超えて人をつなぐことができる。私たちは本を読むことで、自分とはまったく違う人生について何らかの理解を得ることができるし、人間が経験する喜びや喪失感は、誰にとっても同じなのだと気づくことができる。本は多様な視点と声に触れる機会を私たちに与えてくれる。ピューリッツァー賞(批評部門)を受賞した文芸評論家ミチコ・カクタニが、卓越した作家たちの小説や回顧録、何度でも読み返したい名著、現代社会の喫緊の課題に光を当てるノンフィクション、詩集や絵本など、100冊以上の愛読書を紹介する。アンティーク蔵書票のように丁寧に描き込まれたダナ・タナマチのイラストとともにお届けする、今なぜ読書が重要なのかを教えてくれる一冊。
【著者】
ミチコ・カクタニ
米コネチカット州に日系アメリカ人二世として生まれる。イェール大学で英文学を専攻し、1976年に卒業。ワシントン・ポスト紙、タイム誌を経て、79年にニューヨーク・タイムズ紙に入社。30年以上にわたり同紙で書評を担当し、鋭い文芸批評で文学界に多大な影響を及ぼす。98年にピューリッツァー賞(批評部門)を受賞。2017年に退社。著書に『仕事場の芸術家たち』『真実の終わり』。
【製品情報】
ISBN|9784087735215
出版社|集英社
発売日|2023年10月5日
サイズ(cm)|四六判
ページ数|416ページ