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スタッフコラム“台灣冷知識(豆知識)” VOL.2―台湾の春節あれこれ 後編―

新年快樂!中華圏のお正月「春節」を迎えました。
誠品生活日本橋では、日本でも春節の雰囲気を味わっていただけるよう、様々なイベントやキャンペーンを実施しております。
あわせてこのコラムでは、台湾居住経験のあるスタッフが、台湾のお正月事情についてご紹介。今回は春節前後の台湾の街の様子をお伝えします!

●街中が赤や金色に染まる!春節の台湾●

カラフルな看板がひしめき、華やかな雰囲気の台湾の街並み。特に春節前後となると、商業施設や飲食店、スーパーやコンビニなど街中が赤や金色の装飾であふれます。
店内はもちろん、お店の外もお正月飾り満載で、さらには「騎樓(チーロウ)」と呼ばれるアーケード下の通路にも期間限定のお店が出現するなど、普段とは一味違った光景が見られるのです!
また、お店だけではなくビルや民家の玄関などにもお正月飾りの「春聯(チュンリェン)」や、「門聯(メンリェン)」が貼られているので、本当に街中が春節ムード一色となります。

●この時期にしか見られない「年貨大街」で春節の雰囲気を味わう●

春節の風物詩として特にお勧めなのは、「年貨大街(ニェンフォーダージェ)」という期間限定の歳末市。毎年、春節2週間ほど前から、旧暦大晦日にあたる「除夕(チューシー)」まで開催されます。年貨大街にはお正月飾りや、紅包袋(ホンバオダイ/お年玉袋)、年菜用の食材やお菓子などを売る屋台が出現します。場所によっては車両通行止めとなり、まさに夜市が一日中やっているような感覚。東京上野のアメ横のようなイメージで、試食もたくさんできるんですよ!

食べ物だけではなく、春聯の屋台があるのもこの「年貨大街」の醍醐味。
職人さん手書きの商品が売られているほか、自分の好きな文字をその場で書いてくれます!私も「福」の文字を書いてもらい、玄関に貼っていました。

他にも、ポップなデザインやユーモアあふれる文字が書かれた春聯やステッカー、紅包袋を売っている屋台もあり、大人から子供までたくさんの人で賑わっています。

「年貨大街」は台北、台中、高雄などが有名で、台北は観光スポットしても人気の乾物問屋街「迪化街(ディーファージェ)」や台北駅近くの「華陰街(ファーインジェ)」にて開催しています。
春節期間中に台湾旅行をする際には、ぜひ訪れてみてください!

誠品生活日本橋でも、春節にちなんだイベントを開催中です!
2月10日(土)~12日(祝月)は、「彈珠臺(ピンボール)」や「高爾夫賓果(ゴルフビンゴ)」など、台湾の夜市で愛される『台湾夜市遊戯』が登場します。
さらに2月11日(日)には、ワークショップ『東京花文字 笑一笑xiào yī xiào』を開催!
お好きな文字を作家さんに描いてもらったり、ご自身で花文字を描くことができます。開運花文字で「春聯」
を作成してみませんか?
ワークショップの詳細、お申し込みは下記リンクをご参照ください。
https://seihin0211hanamoji.peatix.com/view

皆様のお越しをお待ちしております!